2012年1月9日月曜日

日経新聞の情報保存のされ方

情報を時間軸で考えてみる。
情報には
短期的に必要なフロー情報
中長期的に必要なストック情報がある。
フロー情報は、「あとで読む」とか「RSSリーダーの既読管理」といった近々に必要で、
時間の経過とともに劣化しやすい。
ストック情報は、ソーシャルブックマークやアマゾンなどECサイトが集めている購入履歴情報などがそれにあたる。
近々では使用しないかもしれないが長時間保存し、保存したものを再度見なおしたり、また保存した情報を解析してのレコメンドなどに使用する。

情報の保存方法で考えてみる。
情報には、
ユーザが意識して保存する能動的な保存の仕方と
ユーザが無意識に保存する受動的な保存の仕方がある、

能動的な保存は、ユーザが意識して情報を集めるところ。
各種ブックマークサービスなどがそれにあたる。
受動的な保存は、ユーザが意識しなくても勝手に情報が集まってくる。

AmebaPigでお友達が自分の部屋にあそびにくると自動的にユーザの意識とは関係なくログが溜まっていく。
また、なんともいえない保存というものもある。
GoogleSearch履歴など、利用者自身がアクションを起こすが情報を保存するのが主目的でないため、能動的とも受動的なものとも取れないものがそれにあたる。

タイトルの内容に迫るのだが、
日経新聞電子版には記事を保存する機能がついている。
くわしい機能はこちらのページを参照いただきたい。

日経新聞の
「履歴保存機能」はフロー情報を扱い受動的とも能動的ともいえない機能を有している。
「お気に入り機能」はフロー情報で利用すれば、後で読むとして利用ができる。
「お気に入り機能」は日時のソート機能なども有しており、情報の整理が可能である。
その面ではストック情報として活用できるのだが、記事の保存が最大100件までということでブックマークには及ばない。




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